Apple Watchの一番重要な機能はアクティビティアプリケーションですよ #AppleWatch
楽しみにしていたAppleの発表会。
3年使い続けたiPhone4S氏ともお別れだとおもうと、感慨深いものがあります。
ランニングで通算600km以上をともに走ってきた併走者なので名残惜しいです。
まだiPhone6かiPhone6Plusどちらにするかは決めていませんけども。
そんなこんなで、みなさんからの評判があまりよろしくないApple Watchさんを解説してみようとおもいます。
アクティビティアプリケーションはわりと真剣に、これまでの常識を覆すとおもっています。
Apple Watchの概要
2015年初頭に発売。
値段は349ドルから。
2サイズ展開 38mmと42mm
バンドの付け替えが簡単そう。iPhoneのケースみたくバンドが棚いっぱいに売り出されそうですね。
一番重要な機能
アクティビティアプリケーションで、さまざまな活動が細かく記録できるところです。
これをみて思い出したことがあります。
「データの見えざる手」
カード型のウェアラブルセンサを使った研究の第一人者 矢野和男氏の著書です。
本書で語られるのは「幸せな人は活発に動く」「人間の活動から新しい知見が得られる」ということ。
継続的に活動記録をとることで、あるパターンを見られるときは調子がいい、わるいを判定できるとのこと。
面白いのは、このセンサを使って得たビッグデータを解析することで、人が思いつかないような知見が得られること。
本書の例だと、あるスーパーのお客さんの動きと店員の動きをセンサで計測していたところ、とある場所に店員がいるときに売り上げが増加していることを発見。
店員には、なるべくその場所にいるよう指示。すると、売り上げが15%増加!営業利益が5%増加!なんということでしょう!
と同時に、店舗改善のプロも売り上げ向上の対策を行っていたのですが、特に変化は見られなかったとのこと。
店員の配置だけで売り上げが上がる、なんとも不思議です。本書でも直感的にはなぜ売り上げが上がるのかわからない、と書かれています。
本書は、幸せとはなんたるかや、理論と人間との関係など興味深い内容が多いです。オススメです。
ということで、この分野はこれから話題になっていくと予想します。
AppleWatchが時計を再定義する
iPhoneが携帯電話を再定義したように。
iPhoneのときもそうでしたが、Appleは時計の常識を変えてくれました。
全面が液晶のため、好きな時計盤を選ぶことができるからですね。パソコンの壁紙のように。
G-SHOCKのこの型番はこういう盤面、ということを意識しなくなります。
時計バンドもつけかえられるので、盤面と組み合わせることでいろいろな表情をみせてくれます。
iPhoneの機能拡張
アクティビティアプリケーションは革命的ですが、iPhoneの使い勝手を補う機能も充実しています。
通話機能
iPhoneで受信したメッセージ、Eメールを表示
リモートカメラ
カメラのファインダーを時計から見ることができる。
iTunesの操作
ping (iPhoneを探すドラゴンレーダー的なもの。発想が面白いです。)
着信音を消したいのなら、AppleWatchを手で覆う
などなど
まとめ
紹介したような活動記録を元に、提案を行うアプリがでると予想しています。自分の行動パターンがわかれば、より良い方向に行動を変えることができるでしょうし。
ニュースの情報だけみると「ちょっと高い時計」ですが、よく調べてみると、やはりApple!とうならされる機能があります。それもスティーブジョブズが残したWHYが今なおAppleに根付いているからだとおもいます。
これからのAppleの動向はさらに面白くなるのではないでしょうか。
リンク
Apple Watch 概要
外観
ビデオ
ついでにぼくのWHY
【書評】僕はこれからWHYを意識して生きていく(「WHYから始めよ」を読んで) - Life is enjoy and goodjob
iPhone6、iPhone6 Plus、Apple Watch関連では以下の記事を書いています。あわせてどうぞ。
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