ARCHE(アルケー)=根源の意味を調べてたら松下幸之助氏に行き着いたけど、冷静にアルバム構成を予想してみた
みなさん「根源(こんげん)」と聞いて、真っ先に思い浮かべる言葉はなんですか?
あまり思い浮かばなかった方、それでいいんです。
僕は「諸悪の根源」でした。というか、この言葉でしか使うことがないとおもいます。
(検索してみるとゲームかアニメかで使っていることはあるみたいですが)
根源についてGoogle先生に聞いてみたところ、2つ面白いものを見つけたのでお伝えします。最後の締めくくりはARCHEのアルバム構成を予想してみました。
1つめはTEDの映像
この中で紹介されているジョンケージの「4分33秒」というピアノの曲がおもしろい笑
「ピアニストがピアノの前に座って、ただ何もしない」という曲。
もちろん無音。
いやぁ、これはぶっとんでる笑
しかもiTunesで曲として買うことができます笑
つくったジョンケージもそうですが、売りだすiTunesもよっぽどですね笑
150円です。
iPhoneアプリまであります!しかも公式アプリ笑
世界中で4分33秒間「無音の曲」を録音して、世界地図にマッピングしようというアプリです。
こちらは100円。
2つめは松下幸之助氏の話
松下幸之助を知るうえで欠かせない表現があります。「根源」です。
会社における「聖なる空間」---松下幸之助と「根源社」を中心として---(PDFです)
松下幸之助氏がいうのは、宇宙も含めた大きな視点での森羅万象を存在させる「根源」に感謝をしなさいよ、ということ。
なぜ心臓は鼓動を打ち続けるのか?宇宙ができるまえは何があったのか?そういった疑問の答えを持つであろう大元のことを「根源さん」と呼んでいたそうです。
「根源さん」の正体はわからないまま、淡々と時間だけがすぎていくとは思います。
考えても答えがでないことを日ごろから考えて実践していたからこそ、あのパナソニックがこれまでも継続しているんでしょうね。
検索して考えてみることの大切さ
まさか「根源」の一言がここまで広がるとは思っていませんでした。
ついでにいうと、ジョン・ケージをアルファベットで書くとJohn Cage。なんとDIR EN GREYの曲にもある「Cage」という名前なんですよね。偶然だとしても縁なんて言葉を思い浮かべました。
ようやくDIR EN GREYの話
次のアルバム「ARCHE(アルケー)」は、今までの流れからいうと過去からの影響が大きいアルバムだといえます。
理由は冒頭に載せた画像です。再度載せます。
※矢印は、やじるし素材天国「矢印デザイン」様から
時系列で並べるとわかるように、「DUM SPIRO SPERO」は未来、「UROBOROS」は現在、「ARCHE」は過去と、それぞれ視点がちがうことがわかります。
DUM SPIRO SPEROの意味は「生きている限り希望を捨てず」
UROBOROSの意味は「始まりも終わりも無い完全なもの」
そして、ARCHEの意味は「根源」
これにくわえて8月に行った15年前のデビューアルバムを再現するGAUZEツアー。
まさに「根源」=「過去」を体現するツアーではないですか!
以上を踏まえるとARCHEは「初心に返る」「青臭いあの頃を思い出す」「がむしゃら」「怖いもの知らず」といった、デビュー当時のDIR EN GREYの姿が鍵になります。
これに現在の技量・意志が合わさった作品ができると思うと楽しみでなりません。
個人的に予想するアルバム構成は
- VINUSHKAやDIABOLOSの色合いが強い組曲系(生ストリングス含む)
- R TO THE COREのようなベタな展開系(Shinyaさん作曲?)
- 過去だとすると現在につながるような何か仕掛け?
あたりだとおもいます。
予想するだけタダだからいいじゃない。
「根源」を意味するARCHE(アルケー)は、2014年12月10日発売です。
いろいろ考えをめぐらせながら、楽しみに待ちましょう。