【DIR EN GREY】下手位置には意味があった!バンドを見守るプレイヤー「薫さん」を図解してみる
「TOUR12-13 IN SITU-TABULA RASA」を観ていてふと気になったことがありました。
「薫さん、一歩引いて演奏してる?」
薫さんって、他のメンバーに比べると、鬼気迫るプレイをするイメージが薄いんですよね。映像が主ですが。
別に悪い意味でもありません。
落ち着いているようにもみえるし、冷静に演奏しているなぁ、と思ってました。
「目」がプレイだけを見ていない気がしたんです。他にも気にすることがあるのかなと。
「立ち位置と視点」を考慮すると納得できました。
演奏中もステージを見渡して、何か異変があれば、すぐに対応なり手を打ちたいと考えた場合、どこが一番適した場所だとおもいますか?
もちろんスタッフさんがいらっしゃるステージの袖もそうなんですが、薫さんがいる下手の端側も全体を見渡せやすいんです。
図解すると下記のようになります。
ギター・ベースを持つと、自分からみて「左下」に視点が向くことになります。フレットをみることが多いからですね。
対してボーカルはステージでは一番客席側にいます。後ろを振り向かない限り、バンドは見えません。むしろ京さんは見ないでしょう。
そしてドラム。ステージの後方かつ高い位置にあるので全体が見渡せそうですが、ドラムセット自体が邪魔で、手前が見えません。何かあってもすぐ動けないでしょうし。
そして薫さんの下手位置。
この場所が一番労力が少なく、バンド全体を見渡すことができます。
顔を上げ、少し左を見るだけでバンド全体が目に入ります。
他の位置で、これだけ簡単に全体を見渡すことができる位置はありません。
おそらくここまで考えてこういう立ち位置にしていると思います。「責任感」からか「気にしぃ」(関西だけかな、わかるのは?)からなのかは分かりませんが笑
多分デビューしたときからですよね?さすがリーダー。
たまにはこういう「視点」からの記事もありかな、と思います。
DIR EN GREYを楽しみきるための一助になれば幸いです。
ついでにDIR EN GREYが荒ぶっているときの視点も置いておきますね。Toshiyaさんは回ってるイメージ。