Toshiyaさんの「君が代」演奏には、2つの意味があったようにおもう
▼DIR EN GREYの3/9日本武道館公演 ベースのToshiyaさんが「君が代」をソロで演奏
君が代ベースソロには2つの意味があったと思います。
「東日本大震災の記憶を風化させない」
「追悼・鎮魂」
Toshiyaさんはニコニコ生放送「DIR EN GREY × Boo Channel」でこうおっしゃっていました。
番組開始から8:53:55頃
(シングル「SUSTAIN THE UNTRUTH」の衣装として、ガスマスクをつけていることについて)
Toshiyaさん「自分もそうだけど、あの時のことが薄れている。あの時には(ガスマスクを着けることが)出来なかったけど、今だからできるんじゃないか。自分の中で自問自答しながら、答えをチョイスしている」
(過去記事 Toshiyaさんのガスマスクの意味を調べてみた(SUSTAIN THE UNTRUTHのアーティスト写真等々で着用) - enjoyをgoodjobする より引用)
シングル「SUSTAIN THE UNTRUTH」でのガスマスク着用は、記憶から風化しつつある東日本大震災に対する一つのアクションでした。
日々の生活に埋もれてしまって、遠ざかっていく震災の記憶。
3.11が近づく3/9の日本武道館。
ステージ上方に掲げられた日章旗の元での「君が代」演奏は、追悼・鎮魂の意味を孕んでいるのは間違いないと思います。
『過去』を恐れず、卑下せず、きちんと受け入れる。
そして『未来』に向けて顔を上げ、『現在』という「今、ここ」に強烈なスポットライトをあてて、踊りましょう。
ただ一所懸命に。
そんなことを感じさせてくれるToshiyaさんのアクションでした。